木の搬出には大きな力が要る。
多くの現場ではブルドーザーなどの重機が使われるが、
そうすると重機が通れる広い道が求められ、道脇の木々は傷つき、
土壌も踏み固められてしまう。
西埜馬搬では、馬を使って木を運ぶことで、森への負荷を最小限に抑えている。
馬たちは、ただひたすらに、汗を流して森から木を引きずり出す。
薪になる丸太の一部を頂いて、作品としている。
年々、製材所は減少の一途を辿っている。大径木を挽ける製材所は特に、だ。
木の種社は、北海道でも数少ない、大径木や広葉樹に対応した、町の小さな製材所だ。
地域の木を、地域で製材し消費する。当たり前のことが当たり前ではなくなったからこそ、その価値は高まっている。
木の種社で販売される製材端材や、焚き付けにする予定だった材から作品を製作している。