TRACEABILITY

私たちが使う素材の来歴と、その担い手たち。

厚真町の森

西埜馬搬(北海道厚真町)

木の搬出には大きな力が要る。 多くの現場ではブルドーザーなどの重機が使われるが、 そうすると重機が通れる広い道が求められ、道脇の木々は傷つき、 土壌も踏み固められてしまう。
西埜馬搬では、馬を使って木を運ぶことで、森への負荷を最小限に抑えている。 馬たちは、ただひたすらに、汗を流して森から木を引きずり出す。
薪になる丸太の一部を頂いて、作品としている。

製材所

木の種社(北海道厚真町)

年々、製材所は減少の一途を辿っている。大径木を挽ける製材所は特に、だ。
木の種社は、北海道でも数少ない、大径木や広葉樹に対応した、町の小さな製材所だ。
地域の木を、地域で製材し消費する。当たり前のことが当たり前ではなくなったからこそ、その価値は高まっている。
木の種社で販売される製材端材や、焚き付けにする予定だった材から作品を製作している。

森の風景

outwoods(札幌市小別沢など)

森の中をオレンジのショベルカーが進む。 林業家・足立成亮は、木こりであり、アーティストであり、道を作る人である。
指先のごとく精度の高いバケット捌きで整えられた森林作業道の路面は、 雨に流されず、草に覆われず、私たちが歩くのを待っていてくれる。
道付けをする際に伐採される「支障木」の一部を頂いて作品としている。

HOMEに戻る